概要
日本東洋心身医学研究会について
名称
日本東洋心身医学研究会
事務局
〒113-8655
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学医学部附属病院 心療内科 内
理事長
芦原 睦〔芦原内科・心療内科(中部心身医療研究所)〕
目的
本会は心身医学と東洋医学に関する研究を推進し、その成果の普及を図り、もって我が国における学術の発展に寄与することを目的とする。
事業
本会は目的達成のため、次の事業を行う。
- 学術集会の開催
- 会誌「日本東洋心身医学研究」等必要な出版物の発刊
- 関連学会・諸団体との連携
- その他、本会の目的に必要な事業
沿革
日本東洋心身医学研究会は、当時の東京大学心療内科科長の石川 中先生と松田医院の松田邦夫先生が中心となり、心療内科医が主に漢方を勉強する目的で、株式会社ツムラとの共催で設立された。
第1回の研究会は昭和57年(1982年)2月18日に開催されており、演題は、石川先生は「心身医学の新しい動向」、松田先生は「漢方医学総論」となっている。当初はほぼ月1回の割で行われており、第2回以降第5回までは石川先生の心身医学、松田先生の漢方医学の解説が主な演題となっている。
第6回からは石川先生に替わり、心療内科の各先生方が各自の専門領域について講演され、第10回(昭和58年<1983年>)からは松田先生に替わり、漢方の専門医が解説を担当している。この頃より研究会は3ヶ月に1回開催されるようになり、心身医学関係は症例報告が主になった。
第15回(昭和60年<1985年>)からは年2回(1月と7月)に開催されるようになり、会長も決められ、プログラムも次第に充実し、シンポジウム("気"や"証"など)も行われるようになった。
その後、第27回(平成3年<1991年>)からは現在のように、年1回の開催となり、会員数も当初数十名であったものが、平成19年度(2007年)は300名近くになっている。
表は第15回からの歴代会長を示す。
第15回(昭和60年<1985年>)~ 第60回(令和7年<2025年>)研究会歴代会長
| 回 | 会長 |
|---|---|
| 15 | 桂 載作 |
| 16 | 樋口 正元 |
| 17 | 筒井 末春 |
| 18 | 菊池 長徳 |
| 19 | 河野 友信 |
| 20 | 末松 弘行 |
| 21 | 内田 安信 |
| 22 | 松田 邦夫 |
| 23 | 大塚 恭男 |
| 24 | 吾郷 晋浩 |
| 25 | 長田 洋文 |
| 26 | 山崎 可夫 |
| 27 | 江川 充 |
| 28 | 鴨下 一郎 |
| 29 | 樋口 正夫 |
| 30 | 桂 載作 |
| 31 | 佐藤 弘 |
| 32 | 磯島 正 |
| 33 | 杵渕 彰 |
| 34 | 佐々木 大輔 |
| 35 | 久保 千春 |
| 36 | 高口 慎一郎 |
| 37 | 山岡 昌之 |
| 回 | 会長 |
|---|---|
| 38 | 山本 晴義 |
| 39 | 久保木 富房 |
| 40 | 岡 孝和 |
| 41 | 芦原 睦 |
| 42 | 野添 新一 |
| 43 | 村上 正人 |
| 44 | 中井 吉英 |
| 45 | 伊藤 隆 |
| 46 | 本郷 道夫 |
| 47 | 西田 愼二 |
| 48 | 坪井 康次 |
| 49 | 乾 明夫 |
| 50 | 福土 審 |
| 51 | 井出 雅弘 |
| 52 | 福永 幹彦 |
| 53 | 新谷 卓弘 |
| 54 | 石川 俊男 |
| 55 | 牧野 真也 |
| 56 | 千葉 太郎 |
| 57 | 小山 敦子 |
| 58 | 端詰 勝敬 |
| 59 | 木村 容子 |
| 60 | 村松 芳幸 |